〜居心地のよい環境で、
誠実かつ温かい医療を〜

2017年4月より「三軒茶屋第二病院」が「東都三軒茶屋リハビリテーション病院」として新しい一歩を踏み出しました。
世田谷区という東京の中心的な場所にあり、交通の便が良いにも関わらず、閑静な住宅街の中にあり落ち着いた環境でのリハビリテーションを提供できる病院す。

回復期リハビリテーション病棟

回復期病棟では、急性期での治療が終わり、引き続きの治療とリハビリテーションを必要とする方を対象に回復期リハビリテーションを行っています。病床は58床ございます。
1日のすべてがリハビリテーションにつながるような生活を提供し、日常生活への復帰を支援していきます。

医師・看護師・療法士(PT,OT,ST)・医療ソーシャルワーカー・等がチームとなり、病棟カンファレンスのもと、患者様の目標に向かった医療、リハビリを提供いたします。

医療療養病棟

医療療養病棟とは慢性期(病状が安定している時期)の患者様を対象に、医療ケアやリハビリのサービスを提供する病床のことをいいます。

              
                             

長期間の療養を目的とした病棟
「医療療養病棟」は、長期間の療養をすることを目的とした病棟です。手術や一時的な治療ではないため、一般的に数カ月単位の入院となります。

                             
                              

入院対象者は慢性期の患者様
「医療療養病棟」の入院対象者は、病状が安定した慢性期の患者様です。2006年から導入された医療区分にもとづき、療養型では医療区分2・3の人を優先的に受け入れています。医療区分については後ほど紹介しますが、医療区分1の人は入院が難しい可能性があります。

                              
                              

看取りに対応している
「医療療養病棟」は、看取りやターミナルケアに24時間対応できるのが特徴です。当直体制が整っているため、夜間や休日にも対応可能です。

よくあるご質問

  • 回復期リハビリテーション病棟って何ですか?
    回復期リハビリテーション病棟は、脳血管疾患または大腿骨頚部骨折などの病気で急性期を脱しても、まだ医学的・社会的・心理的なサポートが必要な患者さんに対して、多くの専門職種がチームを組んで集中的なリハビリテーションを実施し、心身ともに回復した状態で自宅や社会へ戻っていただくことを目的とした病棟です。
  • どうすれば入院できるんですか?

    回復期リハビリテーション病棟へ入院する対象者は、厚生労働省が疾患などの条件や入院期間を定めており、専門の医師による判断が必要です。
    疾患の発症から最長で2ヵ月以内の患者さんが対象となり、対象疾患ごとに決められた期間(1~2ヵ月以内)に転院が必要です。例えば脳血管疾患や脊髄損傷などは発症から2ヵ月以内の転院が必要で、最大入院期間は180日。大腿骨や骨盤などの損傷であれば、転院は発症から1ヵ月以内で最大90日の入院期間が定められています。疾患や状態により異なるので、ご注意ください。

    • 対象疾患
      入院可能
      期間
    • 脳血管疾患 脊髄損傷 頭部外傷 くも膜下出血のシャント手術後
      脳腫瘍 脳炎 急性脳症 脊髄炎多発性神経炎 多発性硬化症
      腕神経叢損傷等の発症後もしくは手術後
      150日
    • 高次機能障害を伴った重症脳血管障害
      重度の脊椎損傷 頭部外傷を含む多部位外傷の発症または手術後の状態
      180日
    • 大腿骨 骨盤 脊椎 股関節もしくは膝関節の骨折または2肢以上の多発骨折の発症後または手術後の状態
      90日
    • 外科手術または肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後又は発症後の状態
      90日
    • 大腿骨 骨盤 脊椎 股関節又は膝関節の神経筋又は靭帯損傷後の状態
      60日
    • 股関節又は膝関節の置換術後の状態
      90日
  • 入院から退院までの流れは?

    【入院】

    医師による診察、リハビリ処方。内科的合併症の評価・治療
    訓練担当者による評価・訓練。看護師によるケア・指導の開始

    【入院時カンファレンス】

    全スタッフ参加による方針や入院期間の検討
    本人・ご家族へのカンファレンス内容の説明。今後の方針についての確認

    【退院前カンファレンス】

    退院前の身体機能・精神機能の確認と社会福祉サービスの調整

    【退院日決定】

    本人・ご家族と医師の面談
    ※入院には現在入院・受診中の医療機関からの紹介が必要です。